コードバンを知っていますか?
希少価値の高い幻の革と呼ばれているのがコードバンです。コードバンの財布は手入れさえしておけば、一生使えるとも言われています。
メンズの財布にこだわるならば、質のいい革製品であるコードバンの長財布がオススメです。
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コードバンの財布を捜していて、時々見かけるのが「コードバン&ベジタブル」という表示です。
コードバンはわかるけれど、ベジタブルってなんだろうって思いませんか?そのまま考えれば野菜ってことですけど、財布に野菜はどう考えても関係ありません。
コードバンの財布は基本的にブラウンやブラックに染められていることが多いですが、製品によっては、緑色に染められているものもあります。初めは、これがベジタブルってことか?と思っていたのですが、調べてみると全然違いました。
コードバンの財布、というと使われている革すべてがコードバンのように考えてしまいがちです。しかし、実際は、財布の表に希少価値のあるオイルシェルコードバンを使用して、内側には牛革を使う場合がほとんどです。
コードバンは、牛革の2倍の強靭さを持ち、使い込むほどに独特の艶と張りのある堅さが増してくるという魅力があります。しかし、コードバンを内側に使ってしまうと、堅くて財布としては使い肉ですよね。
そこで、内側には弾力性のある牛革を使うのです。この牛革をなめす際、上質なボリューム感を生み出すために、化学薬品を一切使用せず自然の樹木から抽出したベジタブルタンニンを使う場合があります。
このベジタブルタンニンを使った製品を「コードバン&ベジタブル」と呼びます。
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コードバンは財布・長財布はもちろん、ベルトや靴、名刺入れなど、さまざまな革製品に使われています。
コードバンの財布メーカーとしては、日本のキプリスやGENZO、イギリスのWhite House Cox、フランスのカシーユ・フォルネなどが有名です。
Copyright コードバン 財布にこだわる! 2008