コードバンを知っていますか?
希少価値の高い幻の革と呼ばれているのがコードバンです。コードバンの財布は手入れさえしておけば、一生使えるとも言われています。
メンズの財布にこだわるならば、質のいい革製品であるコードバンの長財布がオススメです。
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男性用の財布を選ぶ行為は、意外と難しいです。
女性ならば、好きなブランドを選ぶとか、流行のものを使ってみるとか、選択肢も多くて楽しめます。
しかし、男物の財布の選び方はけっこう面倒なんですよね。特に、どれほどオシャレに興味もなく、さりとて無頓着すぎるわけでもない男性にとっては苦痛。
ロゴがばっちりのブランドものの財布を持つのはなんか気恥ずかしいし、かといって、スーパーとかで売っているような安い財布というのも・・・。
こんな風に悩んでいる男性は多いのでは?
そんな男性にオススメしたいのがコードバンの財布です。
コードバン(コードヴァンとも書けます)は、グッチやルイヴィトンのようなブランド名ではありません。コードバンとは馬のお尻から取れる希少な革のことです。
コードバンの魅力はなんといっても、希少で素材のいい革製品ならではの、独特の光沢や手触り・質感です。
合成革や布製の財布の場合、長い間使っていると剥げたり、手垢で汚れたりして、どうしても惨めなことになってしまいますが、コードバンの財布の場合、使えば使うほど味が出てきます。
硬めの質感や、高級な革特有のツヤが大人の男を彩るってところでしょうか。
使い心地は最初のうちはどうしても硬さを感じてしまいますが、使い込むほどに黒光りと艶がまし、しっかり手に馴染むようになります。
また、実用面でも型崩れしにくく、傷がつきにくいという特徴があります。一般にコードバンは牛革の2倍の強度があると言われていて、高い耐久性を持っています。コードバンは手入れの仕方次第では、かなり長い間、愛用できます。
コードバンの財布はブランドずばりではありません。しかし、見る人が見ればわかる、そんな通好みのおしゃれになります。素材の良い革製の財布を、気負いなく”さらっ”と持っている男性をみると、『オッ!』と思ってしまいます。
ただ、高校生あたりが持つと、どうもミスマッチというか、ジジ臭く映ってしまいます。コードバンは大人のおしゃれです。高校生にはまだ早いかもしれませんね。
ちなみに、女性から見ても、ブランドものの財布を自慢げに持っている男は鼻につく存在のようです。(ブランド大好きな女性は別にして。)しかし、シンプルで上質な革財布を持っている男性には好感度が高いと答える女性は多いんですよ。
コードバンの財布には長財布と二つ折りの財布がありますが、これはシーンによって使い分けて欲しいです。スーツを普段から着る男性ならば、内ポケットに長財布をいれるのがスマートですし、ジーンズなどラフな格好でポケットなどに突っ込む場合は、二つ折りじゃないと都合が悪いでしょう。
個人的には長財布のほうがかっこいいと思いますが、ライフルタイルによって使い分けるのがベストかと思います。
また、コードバンの製品には、財布以外にもパスケースや靴、システム手帳、ランドセルなどがあります。
コードバンの財布がオススメなのは分かったけど、いったいいくらくらいするのかなぁ・・・。そんな疑問わきますよね?
希少な革で作られていると聞くと、やっぱり高価なイメージがわきます。
結論から言うと、いわゆるブランド財布ほど高くはありませんが、コードバンの財布もいいお値段がします。相場はだいたい1万5千円〜といったところでしょうか。特にスペイン産とフランス産のコードバンは品質が良く高価で、3万円を越えるものがほとんどです。例えば、フランスのカシーユ・フォルネの製品はだいたい5万越えくらいです。
『たかい!』そう思われた方は、日本製のものをオススメします。関税等の関係で海外メーカーのものよりは手ごろなお値段で手に入ります。また、日本産のコードバンの財布も職人気質の仕上げで、品質が良いとされています。CYPRISやGENZOなどのメーカーが有名です。
コードバンの財布はバーニーズやロフト、伊勢丹などのデパートで買うことが出来ます。また、ネットでも手に入れることが出来るので、近場に売っていそうなデパートがない場合はネットショップを利用するといいでしょう。
しかし、独特の光沢を吟味しないと、コードバンの本当の良さが分からないので、出来れば、現物を見てから購入するのがいいと思います。
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コードバンは財布・長財布はもちろん、ベルトや靴、名刺入れなど、さまざまな革製品に使われています。
コードバンの財布メーカーとしては、日本のキプリスやGENZO、イギリスのWhite House Cox、フランスのカシーユ・フォルネなどが有名です。
Copyright コードバン 財布にこだわる! 2008